目指せ和食名人!
本格的にとった、おいしいだしを使って
おいしい「みそ汁」を作ってみませんか?
毎日の食卓にのぼる『みそ汁』。鍋一つで作れる最も手軽なみそ料理の一つですが、地域によって使っているみそやだしの素材が違うので、味もさまざまです。みそのたんぱく質に具材によってさらにいろいろな栄養をプラスできる栄養価の高いすぐれものなのです。いつものインスタントのだしでなく、本格的にだしをとって『おいしいみそ汁』を作ってみませんか?味と香りがだんぜんアップします。
少し濃い目の
だしをとる
みそを入れた後は
ひと煮立ちさせたら
すぐに火を止める
みそは必ず控えめに入れ
味をみて、もし薄ければ
追加する
みそは大豆を主原料としてつくりますが、大豆でつくった豆こうじを加えると「豆みそ」に、米こうじを加えると「米みそ」に、麦こうじを加えると「麦みそ」になります。次にみその色の濃さにより、白みそ、淡色みそ、赤みそに分けられます。みそは気候風土や生活習慣、嗜好の違いにより、発酵条件も地域ごとに異なるため、各地の土地名をつけたさまざまなみそが作られています。
みそ全体の80%を占めるもっとも普通のみそで、地域的には辛みその範囲がもっとも広く、米みその75%を占めます。
愛知、岐阜、三重の東海三県で作られ利用される典型的な地域食品で、濃い赤褐色で味も香りも濃厚で、八丁みそはその代表で、熟成期間は数年にわたります。
九州独特のみそで、麦の風味と濃厚な味が特徴です。薩摩汁やからしれんこんなど九州の料理に用いられています。